
暖房の設定温度は何度?
暖房の設定温度は何度?
冬を寒さを乗り切るには、やっぱり暖房が必要です。寒さに負けてつい暖めすぎることもありがちですが、適正温度は何度くらいに設定すればよいのでしょうか?
快適と感じる温度を目指して設定温度の調整を!
環境省が提示するウォームビズの指針によると、暖房時の室内温度は20℃が目安とされています。この温度は節電も考慮されており、少し低めになっています。
一般的に冬、快適な温度は18℃〜22℃と言われており、多くの人は22℃くらいが快適に感じられると思います。ただ、使っている暖房器具に搭載されたセンサーの精度がそれほど高くないと、設定温度の通りにならないことも。また、快適と感じるかどうかは湿度や体感温度などによっても変わってくるので、温度計や湿度計を用意して数字で確認するのがオススメです。
- エアコンを下向きの風に設定する
- 加湿器やサーキュレーターを併用する・・・
扇風機やサーキュレーター、シーリングファンなどを併用して部屋の空気を攪拌(かくはん)させる方法です。
空気は暖かいと上に行き、冷たいと下に行くという性質があります。そのため、サーキュレーターなどで上に流れてしまった暖かい空気を下に流れるよう空気を動かすのです。空気が混ざれば良いので、使う道具は何でも構いません。扱いやすいもので試すと良いでしょう。
- 断熱シートを活用する・・・
部屋の暖かい空気の多くが、窓から出ていってしまいます。冬の暖房時は、58%もの熱が部屋の窓から逃げていると言われているほどです。
窓に断熱シートを貼ると、窓から逃げる熱を軽減でき、部屋の暖かさを維持できます。
- 窓に厚手のカーテンを取り付ける
■窓に内窓を取り付ける・・・
他の方法よりも費用はかかりますが、内窓を取り付ければ室内はグンと暖かくなります。
結露対策にもなりますし、オマケとして防音効果や防犯効果も期待できます。
内窓改修や断熱リフォームなどで補助金が給付されています。(令和5年11月現在)工事を行いたい方にとってはいい傾向ではないかと思います。