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株式会社

髙  橋 住 建  一級建築士事務所

本社
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施工例

滋賀県 近江八幡市 S邸


リフォーム
耐震補強

古い城下町の風情を残しながら、現行の耐震基準に近付けました。

リフォーム

滋賀県 近江八幡市 S邸 (平成18年12月5日竣工)
 
工事のポイント
補強のポイントは1階の梁方向の壁量、バランスの悪さを改善しました。
玄関の壁無しの柱立ちのみ化粧格子付という状態を意匠性を残しながら基礎土台を新設し、 壁の補強を行いました。
また、仕上げの流れから蔵の改修もさせていただくことになりました。
耐震強度を高めるだけではなく、歴史ある城下町の町なみとの調和、 風情や情緒といったものも大切にする。京滋地区を中心に営業しております私どもにとって その意義と難しさを改めて考えさせられた工事でした。
改修前
写真1
玄関正面右側現況 蔵 外壁状況
改修中
写真3 写真4
玄関正面右側
内付ホールダウン金物設置
玄関正面右側
耐力壁施工、基礎新設
通し柱補強
蔵 外壁下地施工
改修後
写真5 写真6
玄関正面右側完成 蔵 完成
 
施主様の希望

歴史ある城下町の町なみが持つ風情、情緒を変えずに耐震強度を高めたいとのご希望でした。
更に仕上げの流れで母屋の蔵の改修工事もさせていただくことになりました。

 
担当スタッフ

今回は、古い町なみ、情緒を生かしながら建てられたS様邸を、 いかに正面玄関の風情を変えずに現行の耐震基準近くまで再生出来るのか!これがメインテーマでした。
勿論S様ご夫婦のご協力、ご理解がなければ実行は無理だったのですが、私共もベースプランに悩みました。 杓子通りの構造計算による構造設計は簡単ですが、S様ご自身が町なみ保存会の会長という立場におられ、町をことのほか愛されています。 単純に構造強化をするだけではなく、情緒、風情を残さなければなりません。 全面改修をして柱や基礎から作り直せば設計は簡単ですがご予算が掛かりすぎます。 さらに、設計上どうしても屋内ガレージ2台の駐車スペースを1台にせざるをえませんでした。 それらのことは説明させて頂きご理解を頂きました。S様のご理解とご決断に感謝しております。 悩んだ甲斐があって美観と予算の両立という難題をクリア出来た設計だと自負しております。
そして、構造補強の仕上げの流れで、蔵の改修工事もさせて頂きました。 これほどまでに、ご予算、工期が掛かるとは思わず、S様には、追加予算、工期とご迷惑をお掛けしました。 今一度、昔ながらの伝統工法の技術に関心し、古い建造物の改修には風化、劣化程度の現場調査には 今まで以上の精密な調査が必要だとスタッフ一同、勉強になりました。
この度のS様邸改修工事は、産みの苦しみに近い苦労はありましたが、 S様の協力のもと、完成引渡し時には、言葉には言い表せない感動が有りました。
又、S様から感謝状を町なみ保存協会の名目で頂いたときには、手が震えました。本当にS様には感謝致します。 誇れる作品をまた1つ、この世に送り出すことが出来ました。S様ありがとうございました。

 

工事内容
 
基礎クラック補修 床組接合金具設置
外付けホールダウン金具設置 外部全面塗装
壁補強工事 蔵改修工事
基礎・壁・柱新設  

計 900万円